me me me

私ね

だんだんこの世にガラスの膜がはって
触れているつもりでもそうじゃない気分になるの



膜がはって


そう

感情にも


私ね

日の出が好きよ

あのあたりの時間は

いろんなものがガラクタにみえる

そして

本当に必要なものに
触れられるの

空気にも
光にも

鼻の穴から入ってくる
あたたかく体を包み込んでくれる


私の温度が
周囲に散らばって
溶けていく




どうか明日も
私の傍にいてください